敏感な方は、もうはやくも花粉症の症状で、外来に来られています
最近CMなどで、「花粉症に小青龍湯」と宣伝されるようになったので、
違う漢方薬を処方すると「小青龍湯じゃないんですか?」となぜか納得いかない顏をされる方がいます。
CMの影響ってすごいですね
「肥満症に○○漢方薬」と宣伝されれば、あの漢方薬をくださいと言われることもあります。
漢方だけでは痩せないですよ、基本は食事=糖質制限ですと説明します。
もちろん診察して、その方の証にあっていればご希望の漢方薬はお出ししています。
漢方薬は副作用がないと思われがちですが、やはり証があまりにも違っていて
実証の漢方を使うとかえって調子が悪くなります。
同じことは花粉症でも言えます。
くしゃみや、鼻水が多いときは確かに小青龍湯が効きます。
でも、鼻閉や目の痒みには効きません。
むしろ鼻閉なら悪化します。
CMの漢方薬の効能が、全てにあてはまるのではないことには、ご注意していただきたいです
2013年02月18日
花粉症
posted by Yasuko at 07:37| Comment(0)
| 漢方
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