漢方を希望されて来られる子供さんでも、(大人は全員)採血をしています。
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、喘息、チック、低身長、膝の痛みなど疾患名に関係なくしています。
小さなお子さんは、お母さんと看護士さんと3人がかかりで、どんなに泣いても必要なときは心を鬼にして・・・・。
かわいそうに思うけど、それ以上に得られる情報が多いので、結局その子供さんにもたらされる恩恵が多いからです。
子供さんは大人と違って、まだ成長段階です。とくに貧血は多くの問題を引き起こします。
小さなお子さんであるほど貧血は精神症状、知能にも関係してきます。
ある程度の年齢になってしまうと、治癒は難しくなっていまいます。
運動障害、言語障害があるお子さんは、まずは貧血がないかチェックしてみてください。
ふつうの疾患のお子さんでも、成長期なので意外に貧血が多いです。
子供さんに嫌がられても、泣かれても、お母さんが覚悟していれば可能なことです。
子供は子供らしく元気に育って欲しいですよね。
2012年04月27日
子供の採血
posted by Yasuko at 08:23| Comment(2)
| 栄養
時々お邪魔しています。
NHKBSのドキュメンタリーで絶食について興味深い番組がありました。オンラインでも見れますし、再放送があるかもしれません。
絶食療法の科学
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/120425.html
ロシアとドイツで行われている絶食療法です。ロシアは精神科医が患者の治療から60年前偶然発見したもの。ドイツはリュウマチ熱の元軍医が自分の治療から発展させたものでした。精神疾患やリュウマチ、喘息、心臓疾患に効果的でした。でも残念ながら食物アレルギーの概念が認識されていません。
喘息の臨床では絶食を12日間すると肥満細胞にたっぷり溜っていたヒスタミンが消えていました。また絶食をするとガンの化学療法の抗ガン剤に耐える体質になるようです。マウスでも人間でも実証されていました。
絶食中とそうでないときの心臓・肝臓・筋肉へのRNAメッセンジャーの発現量を測定すると明らかな変化が起きていました。またガン細胞は異なった発現をしていました。絶食で変化する代謝の変化はガン細胞には不向きで正常な細胞には好適合のようです。
http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-14167.html