2015年11月15日

ビタミンDの作用@

ビタミンDといえば骨代謝というのが従来のビタミンのイメージです。

一般的には骨といえばカルシウムさえとればいいという風潮ですが
そのカルシウムもビタミンDが十分になければ吸収が悪く
摂取した割には骨密度が増えていないことが多いです。

外来でアレルギー疾患のためにビタミンDを2年飲んでいた方は
Caの補充なしに以前は平均以下だった骨密度が
平均をかなり上回るくらいに増えていました。

閉経前後の女性だけでなく、成長期の子供さんはもちろん
糖尿病、ステロイド内服中の方、無月経が長期間の人は
骨粗鬆症のリスクが高いのでぜひとっていただきたいビタミンです。
posted by Yasuko at 21:16| Comment(0) | 栄養